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−あなたのデザインが世界に羽ばたき、学びの未来を照らす―
LLARSENは学生支援プロジェクト「Support for Students」を始動します。



「Support for Students 」デザインコンペ企画の受賞作品が決定しました。
初めての試みにも拘わらず、多くの方にご応募いただき、審査も大変熱の入ったものになりました。
最優秀作品は、これから商品化を進めて来年3月頃までに発売予定です。

今回、多くの方々から本企画の趣旨である学生支援にご賛同いただき、社会貢献によるLLARSENブランドの存在意義を、また、応募作品が教えてくれる、新たな可能性を実感することができました。
「Support for Students」は来年以降も継続していく予定です。
「学びの未来」を照らし続けるために、今後も皆さんのお力添えをお願いいたします。



最優秀作品賞

作品名:「525°」
作者:西川 幸輝さん
作品はこちら
審査員コメント
私たちが525°を選出した理由、それはクリエイティブで革新的なデザインであり、背後にある優れた現代的なストーリーにあります。 525°は、タイムレスなデンマークデザインと日本のライフスタイルを兼ね備え、近づいてそのディティールを知りたくさせる魅力があります。(マリース・オステルガルド)

ガラス風防に指標の文字をプリントし、文字盤にはぼんやりその影が落ちる。
プリント色を文字盤と同色にすることで実体をともなわない影のみが浮遊するグラフィックの扱いが高い評価につながったと思います。またこの影の見え方は環境に呼応して変化し、時間と空間に密接なつながりがあるということを暗示しているとも感じました。日本と北欧の文化の共通点でもある、時間と空間の曖昧さを簡潔に示した提案だと思います。(寺田)

「日本から見た北欧」というテーマに対して時と生活空間をつなげたことが良いところです。その視点から人の一日の生活が目に浮かび、日常の風景を想像することができます。
朝の始まりからゆっくり流れる夜までの生活スピードを形にすることで、人の気持ちを表現したことは興味深いです。
メリハリのある生活の中で家族や友人と一緒に過ごす楽しいひと時を大切にする思いは北欧も日本も同じです。人の幸福とは何かを考えさせられる作品です。(山本)



Most Creative賞

作品名 :「MOUNTAIN」
作者    :林 海明さん
作品はこちら
審査員コメント
文字盤を12等分してジグザクに折り曲げることによって、その上を通過する針の影が刻一刻と時の経過と共に移り変わるミニマルな表現。ミニマルでありながら折り曲げの頂点(峰)が指標となっており、可読性と清潔感のあるシンプリシティーがうまくバランスした提案だと感じました。山脈の上空を通過する飛行機の影をも想起させ、小さな文字盤の中に大きなスケールのランドスケープを感じられる点も評価したいと思います。(寺田)



審査員特別賞

作品名 :「L'Heure Bleue」
作者    :馬越 友佳さん
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審査員コメント
この作品が持つ魅力は、水彩画を思わせる表現で北欧や日本が持つ豊かな自然の中で起きる現象の描写です。 そして山や森、川、空などの神域の端境を感じさせてくれるところです。
実際の商品となった時に生じる、色のにじみの違いが、腕時計の個性となり、唯一無二の逸品を手にする感動につながるコトも楽しみのひとつとなるでしょう。
日の出、日の入りの神秘的な濃紺に染まる時に着眼し、ゆるやかにうつろう景色を繊細に表現した美しい腕時計です。(山本)



学生支援概要

売上金の一部を国際学生の日である2021年11月17日(金)に独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)に寄付をします。

  • LLARSENデンマーク本社LLARSEN ApSは、上記公募での優秀作品を商品化し、その全世界での売上金の一部
  • LLARSEN日本正規輸入代理店 株式会社大沢商会は、2021年1月〜10月のLLARSEN製品の売上金の一部


独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)への寄付に関する報告

株式会社大沢商会では、学生支援プロジェクト「Support for Students」の活動において、 本人に就学の意欲があるにも関わらず、経済的な問題で就学が困難になりつつある学生を支援することを目的として、デンマークの時計LLARSEN(エルラーセン)の売上の一部を、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)に寄付させていただいたことをご報告いたします。